エクスプローラーで複数PDFを効率よく一括検索・選択する方法

月末の報告書まとめや、提出された複数のレポート。「大量のPDFファイルを一気に印刷・結合したい!」と思ったことはありませんか?

実は、Windows標準の「エクスプローラーの検索機能」と「無料のローカルソフト」を組み合わせるだけで、この作業は劇的に効率化できます。

この記事で分かること(時短テクニック)

  • エクスプローラーでフォルダ内のPDFだけを瞬時に抽出する方法
  • 「今日作成したファイル」などで効率よく絞り込む手順
  • 選択した複数のPDFをそのまま一括印刷する方法
  • セキュリティも安心!無料ソフト(CubePDF等)で結合してから印刷する方法

まずは、あちこちのフォルダに散らばっている、あるいは大量のファイルが混在しているフォルダの中から、目的のPDFファイルだけを瞬時に選び出す方法を解説します。

STEP1:検索窓に「*.pdf」と入力して抽出

エクスプローラーを開き、対象のファイルが入っている大元のフォルダ(「ドキュメント」など)を開きます。

エクスプローラーの右上にある「検索ボックス」に、以下の文字を入力してEnterキーを押してください。

*.pdf

※「*(アスタリスク)」は「任意の文字列」を意味するワイルドカードです。これを入力することで、ファイル名が何であれ、拡張子が「.pdf」のファイルだけをすべてリストアップしてくれます。

STEP2:「今日」などの条件でさらに絞り込む

検索結果に大量のPDFが出てきてしまった場合は、更新日時で絞り込みを行います。

  1. 検索結果が表示された状態で、エクスプローラー上部のメニューから「検索オプション」をクリックします。(Windows 11の場合は「検索オプション」アイコン)
  2. 「更新日」をクリックし、「今日」「昨日」「今週」など、目的の期間を選択します。

これで、「今日作成・更新されたPDFファイルだけ」がズラリと並びました。あとはキーボードの Ctrl + A を押せば、表示されているPDFを一括で全選択できます。

選択した複数のPDFを一括で印刷する方法

目的のPDFファイルを一括選択できたら、そのまま印刷にかけてしまいましょう。

【一括印刷の手順】

  1. PDFを一括選択した状態(青く反転した状態)にします。
  2. 選択したファイルのどれか一つの上で右クリックします。(※Windows 11の場合は、右クリック後「その他のオプションを確認」をクリック)
  3. メニューの中から「印刷」をクリックします。

これだけで、選択したPDFファイルが次々と標準のプリンターから印刷されます。

注意:一括印刷は「15ファイル」までの制限あり

Windowsの仕様上、一度に選択して右クリックメニューから「印刷」できるのは最大15ファイルまでとなっています。16ファイル以上を選択するとメニューから「印刷」が消えてしまいます。 15個以上のファイルがある場合は、15個ずつ小分けにして印刷するか、次で紹介する「結合してから印刷する方法」をおすすめします。

複数のPDFを1つのファイルに結合する方法
(CubePDF等を活用)

「ファイル数が15個以上ある」「両面印刷の設定をまとめて適用したい」「1つの報告書データとして提出したい」という場合は、複数のPDFを1つのPDFファイルに結合してしまうのが圧倒的に便利です。

なぜ「Web上の無料サービス」ではなく「ローカルソフト」を使うべきなのか?

ブラウザ上で「PDF 結合」と検索すると、ファイルをアップロードして結合してくれるWebサービスがたくさんヒットします。 しかし、業務用の報告書や個人情報が含まれるレポートを、外部のWebサイトにアップロードするのは情報漏洩のリスクがあり非常に危険です。

そこで、パソコン内にインストールしてオフラインで動く「ローカルソフト」を使用することを強く推奨します。

おすすめ無料ソフト:CubePDF Page(キューブピーディーエフ・ページ)

PDFの結合・分割に特化した国産の完全無料ソフト「CubePDF Page」や「CubePDF Utility」が非常に使いやすくおすすめです。(今回はシンプルな操作感の「CubePDF Page」を例にします)

【CubePDF Pageを使った結合手順】

  1. 公式サイトからソフトをダウンロード・インストールし、起動します。
  2. 先ほどエクスプローラー(*.pdfで検索・絞り込み)で一括選択したPDFファイルを、CubePDF Pageの画面上にドラッグ&ドロップします。
  3. ファイルがリストに並びます。必要に応じて上下ボタンで結合する順番を並び替えます。
  4. 画面下の「結合」ボタンをクリックし、保存先とファイル名(例:今月の報告書まとめ.pdf)を決めて保存します。 【ボックスここまで】

これで、数十個あったPDFが一つのファイルにまとまりました! あとはこの結合されたファイルを1つ開いて、プリンターで部数や両面印刷などを設定して一度だけ「印刷」ボタンを押せば完了です。

まとめ:エクスプローラーの検索機能を使いこなして業務効率化!

いかがでしたでしょうか。今回は、複数のPDFファイルを効率よく処理する方法を解説しました。

  • エクスプローラーの検索窓で「*.pdf」を使って一発抽出
  • 「更新日時(今日など)」でさらに絞り込んで Ctrl + A で全選択
  • 15ファイル以下なら右クリックからそのまま一括印刷
  • 数が多い場合や、セキュリティを保ちつつ一つにまとめたい場合は「CubePDF」などのローカルソフトで結合

この手順を覚えておけば、毎月の報告書業務や、学生からの大量のレポート提出時にも慌てることはありません。 数十分かかっていた単純作業が、ほんの数分で終わるようになりますので、ぜひ明日からの業務に取り入れてみてください!