ノートブックLMの使い方|自分の資料だけでAIに質問できる新しい学び方

ノートブックLMって気になりませんか?

最近、勉強や仕事にAIを取り入れる人が増えてきました。ChatGPTやPerplexityのような「なんでも答えてくれるAI」は有名ですが、

  • 情報の正確さが不安
  • 本当に自分が必要とする資料を反映しているのか分からない

と感じることも多いのではないでしょうか。

そんな中で注目されているのが、Googleが提供している 「ノートブックLM」 です。
これは、自分の持っている資料をAIに読み込ませ、その中だけから回答を返してくれる新しいツールです。

「ノートブックLMの使い方が知りたい」と検索したあなたに、基本的な使い方と活用方法を分かりやすく解説します。


ノートブックLMとは?

ノートブックLMは、Googleが開発したAIツールで、特徴はシンプルです。

  • 自分のアップロードした資料だけを参照
  • その資料に基づいて要約・回答を生成

つまり、インターネット上の膨大な情報を検索するのではなく、あくまで「自分の手元の情報をAIで整理」するイメージです。

ChatGPTなどのAIが「広く浅く」なのに対し、ノートブックLMは「狭く深く、でも正確に」という使い方ができます。


ノートブックLMの基本的な使い方

実際の操作はとてもシンプルです。

  • STEP1
    Googleアカウントでログイン

    Google WorkspaceやGmailのアカウントでOKです。

  • STEP2
    新規ノートブックを作成

    プロジェクトやテーマごとにノートブックを分けると整理しやすいです。

  • STEP3
    資料をアップロード

    PDFやWordファイル、テキストなどが対応しています。

  • STEP4
    AIに質問する

    「この資料の結論は?」「第3章の要点を箇条書きして」「AとBの違いを比較して」といった具体的な質問をなげかけると、資料に基づいた回答が返ってきます。

  • STEP5
    要約・引用を確認する

    回答には資料のどこを参照したのかが示されるので、信頼性の確認も簡単です。


活用事例(一般ユーザー向け)

ノートブックLMは、さまざまな場面で活躍します。

  • 学生の場合
    → 教科書や授業資料をまとめて読み込ませて、試験前に要点だけ確認できる。
  • 研究者の場合
    → 集めた論文の中から必要な情報を瞬時に検索・要約。
  • ビジネスの場合
    → 社内マニュアルや提案資料を読み込ませて、質問対応を効率化。

自分の資料に限定できるからこそ、安心して「AIに聞く」という行為が可能になります。


医療・薬局の現場にも応用できる

私は薬剤師として働いていますが、医療分野はとにかく資料が多い世界です。

  • 添付文書
  • ガイドライン
  • 文献資料

これらを毎回探して読むのは大変ですが、ノートブックLMを使えば「自分が信頼できる資料だけ」をAIに読み込ませて検索できます。

たとえば「この薬の注意点は?」とAIに聞けば、アップロードした添付文書から即座に回答してくれます。

まとめ

ノートブックLMは、

  • 自分の資料に基づいた回答が得られる
  • 信頼性を確保しつつ効率よく情報整理できる

という点で、他のAIサービスとはひと味違う存在です。

まずは手元の資料をアップロードして試してみるのがおすすめです。
そして、もし医療や薬局業務に関わっている方は、現場でも大きな助けになる可能性があります。


✍️ 今回は「ノートブックLMの使い方」を中心に解説しました。
他の記事では、薬局や医療現場での具体的な応用例を紹介しますので、ぜひチェックしてください。