紙の機器台帳はもう限界?Googleフォームで“かんたん機器管理”を始めよう

薬局/中小企業事例

機器台帳管理の「あるある問題」

「このファイル、最新版はどこ?」
「誰が管理しているのか分からない…」

こんな経験はありませんか?

中小企業では、まだまだ 紙やExcelで機器台帳を管理しているケース が多く見られます。しかしこの方法だと、

  • 修正のたびに探して書き換える手間がかかる
  • 共有が難しく、最新情報がすぐに出てこない
  • 記入漏れや紛失のリスクがつきまとう

つまり、「必要なときに正しい情報が出てこない」というストレスが常につきまとうのです。


Googleフォームで解決!効率的な機器台帳管理

そこでおすすめなのが Googleフォームで機器台帳を作る方法 です。

導入すると、

  • 入力内容が自動でスプレッドシートに集計される
  • 常に最新データをリアルタイムで共有できる
  • 入力者や入力日時が自動で記録される
  • ペーパーレスで管理がスッキリ

というメリットがあります。

つまり 「誰でも・どこでも・すぐに」 機器情報を把握できるようになるのです。


Googleフォームで機器台帳を作る手順

「やってみたいけど、難しそう…」と思う方もいるかもしれません。
でも大丈夫。3ステップで簡単に始められます。

1. Googleフォームを作成する

  • Googleドライブで「新規」→「フォーム」を選択
  • 以下の項目を質問として追加
    • 機器名
    • メーカー
    • 型番
    • 購入日
    • 設置場所
    • 管理者名
    • 定期点検日
    • 備考

💡 ポイント:入力者が迷わないよう、項目は必要最低限にシンプルにする

2. 回答をスプレッドシートに連携する

  • フォームの「回答」タブから「スプレッドシートにリンク」を選択
  • 入力内容がリアルタイムで自動保存される

💡 ポイント:紙に転記する手間がなくなり、入力ミスも減らせる

3. 運用ルールを整える

  • 機器導入時は必ずフォームに入力
  • 修理・移動・廃棄があればその都度更新
  • スプレッドシートは「閲覧のみ」で共有、入力はフォーム経由に限定

💡 ポイント:「誰が入力するか」を最初に決めておくと、混乱を防げます

プラスαの便利機能

  • 定期点検日をGoogleカレンダーに連携して通知
  • GAS(Google Apps Script)で入力者や日時を自動記録
  • QRコードを発行して機器に貼れば、スマホから即入力

まとめ:まずは一歩を踏み出そう

紙やExcelの機器台帳管理は、どうしても属人化しやすく、情報の抜け漏れがつきものです。

Googleフォームなら、
「誰でも入力できるシンプルな仕組み」+「自動で整理されるスプレッドシート」
で、効率と安心感が大幅にアップします。

「機器台帳の管理に時間を取られすぎている…」と感じている方は、まずは一つフォームを作ってみましょう。
最初の一歩を踏み出すだけで、“管理のストレス”から解放されます。